作家紹介
画家 石上誠氏
「生と死、具象と抽象の狭間に引き込まれるように、
石上誠作品は鑑賞者を幻想と現実の間に誘い、
その二つの世界が同時に存在する場に佇ませます。 Onishi Gallery in NY Press Release, 2016」
私が石上さんとお逢い出来たのはビジネスで日本を訪れていた20年程前の事でした。彼のキャンバスの筆の優しさが私に幸せと笑顔をもたらしてくれたのを思い
出します。 年月が経ち彼には強さが増していました。 そんな彼の画への印象は全く以て上記、2016年の
プレスリリースに書かれている通りだと思います。
その上、彼のキャンバスに同じ優しいタッチに気付いた時、私を更に幸せにしてくれました。 素晴らしい石上さんの絵画を、このギャラリーで紹介出来るのは喜びと誇りの他の何ものでも有りません。 伊藤八寿乃
(いしがみまこと)
1953年 静岡市に生まれる
1967年 ドラクロワの絵画に出会い、画家を志す
1969年 彫刻家戸塚秀三氏のもとでデッサンを学ぶ
1974年 御茶の水美術学院で学ぶ
1989年 欧州初取材(フランス、スペイン、イタリア)
裸婦デッサッンのためパリ、グラン・ショミエールを訪れる
1989年 ヴェネツィア取材(14回)
1999年 ギリシャ取材
2001年 プラハ取材
2005年 フランス取材
個展
1996年 名古屋栄三越(29回)
2001年 静岡伊勢丹
2003年 松坂屋高槻店(9回)
2004年 松坂屋静岡店(7回)
松屋銀座(2回)
2009年 大丸神戸店(4回)
豊田、アートスペース彩(7回)
2010年 名古屋、5/R Hall&Gallery
2012年 広島三越(2回)
2013年 「L'eterno Sublime」Mozart Art Studio,ヴェネツィア
大阪、茂里アートスタジオ開廊(石上誠作品常設画廊)
大丸京都店(2回)
福岡三越(2回)
2015年 名古屋、アートベイス ルセコメロン開設 (石上誠作品常設)
上田市立美術館サントミユーゼ個展
2016年 軽井沢タリアセン 睡鳩荘
「Moment and Eternity」 Onishi Gallery, ニューヨーク
個展・グループ展他多数 無所属
ビスクドール作家 富野有紀子氏
(とみのゆきこ)
子供の頃 祖母の家に行くとガラスケースの中に旅行好きだった祖母が
旅先で買い集めた世界中のお人形が飾ってあるのを目にしました
子供の頃の私と言えば男兄弟に囲まれていたせいか元気一杯・・・・
暗くなるまで外で遊んでいてお人形とは縁のない女の子だったのです
中学に入った頃 バラ好きの伯母から可愛らしいイチゴの付いたガラスの食器セットをもらいました イチゴの食器セットのかわいらしさに私の中の
女の子の部分が目覚めたのでした 伯母も祖母譲りの人形好き
うちにはリカちゃん人形しかなかったけれど私のまわりにはいつも沢山の
お人形がいたのです そして大人になってビスクドールと出会いいつの間
にか作る人になっていました人形好きもバラ好きも祖母と伯母の影響
なのです 人形を作り始めた頃 イギリスの方が作ったお人形を一体買いました 私にとってはとっても高い値段のお人形でしたが
どうしても欲しくて買ってしまったのです 今もそのお人形を見る度に
「可愛い…、買ってよかった…」っと幸せな気分に浸っています
私のお人形も何度もキャビネットを覗きたくなるような・・・・
買っていただいた方の宝物となるような・・・・
そんな気持で心を込めて作っています
私の気持ちが作品を通じて皆さまに伝われば幸いです
冨野有紀子